こんにちは、〇〇診療所の〇〇です。
今回のテーマは、小さなお子さんを持つご家族にとって、とても気になる「突発性発疹」についてです。
「熱が出たらどうしよう…」「病院に連れて行くべき?」「他の人にうつるの?」など、様々な不安を感じているのではないでしょうか。
実は、突発性発疹は多くの親御さんが経験する一般的な病気であり、正しい知識があれば、落ち着いて対応できます。
本記事では、突発性発疹について、その原因から症状、そしてご自宅でのケアまで、詳しく解説いたします。
目次
- 突発性発疹ってどんな病気?
- 突発性発疹の原因は何?
- どんな症状が出るの?
- 病院には行くべき?受診の目安
- 診断と検査について
- 治療法とご自宅でのケア
- 登園-登校の目安
- 突発性発疹の予防はできる?
- 突発性発疹に関するよくある誤解
- もしもの時のために
1. 突発性発疹ってどんな病気?
突発性発疹は、主に生後6ヶ月から2歳くらいまでの赤ちゃんや小さいお子さんに多く見られる、ウイルス性の感染症です。
高熱が出た後、熱が下がると同時に体に赤い発疹が出てくるのが特徴です。
多くの場合は自然に治り、後遺症が残ることもほとんどありません。
2. 突発性発疹の原因は何?
突発性発疹は、ヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)または7型(HHV-7)というウイルスによって引き起こされます。
これらのウイルスは、主に唾液を介して感染します。
- 感染経路:
- 飛沫感染(咳やくしゃみ)
- 接触感染(唾液が付着したおもちゃなどを触る)
3. どんな症状が出るの?
主な症状は以下の通りです。
- 38℃以上の高熱が3〜4日続く
- 熱が出ていても比較的元気なことが多い
- 熱が下がると、体に赤い発疹が出始める
- 発疹は、顔や体に多く見られ、かゆみを伴わないことが多い
- 稀に、熱性けいれんを起こすことも
4. 病院には行くべき?受診の目安
基本的には、突発性発疹は自然に治る病気です。
しかし、以下の場合は、必ず医療機関を受診してください。
- 高熱が続く
- 呼吸が苦しそう
- ぐったりしていて、水分も取れない
- 痙攣を起こした
5. 診断と検査について
病院では、症状と経過を詳しく確認し、視診によって診断を行います。
- 診断のポイント:
- 発熱の期間
- 発疹の出現時期
- 他の症状の有無
血液検査を行うこともありますが、確定診断のためではなく、他の病気を除外するために行われることが多いです。
6. 治療法とご自宅でのケア
突発性発疹には、特別な治療法はありません。
対症療法が中心となります。
- 発熱への対応:
- 解熱剤の使用(医師の指示に従う)
- こまめな水分補給
- 涼しい環境で安静にする
- 発疹への対応:
- 特に治療は必要ありません
- かゆみが強い場合は、医師に相談して塗り薬を処方してもらう
7. 登園-登校の目安
熱が下がり、全身状態が良ければ、登園-登校は可能です。
ただし、発疹が出ていても、本人が元気であれば問題ありません。
- 周りの人に感染させる可能性は低い
- 医師に相談して、登園-登校許可をもらうと安心
8. 突発性発疹の予防はできる?
残念ながら、突発性発疹を完全に予防する方法はありません。
- 感染対策:
- 手洗いを徹底する
- 唾液が付着したものを共有しない
- 早期発見:
- 症状に気づいたら、早めに医療機関を受診する
9. 突発性発疹に関するよくある誤解
突発性発疹について、よくある誤解を解消しましょう。
- 誤解:抗生物質が効く
- 事実:突発性発疹はウイルス性の病気なので、抗生物質は効果がありません。
- 誤解:発疹が出たらすぐに病院に行くべき
- 事実:発疹が出ただけでは、すぐに受診する必要はありません。熱や全身状態を観察しましょう。
10. もしもの時のために
もしも、お子さんが突発性発疹にかかった場合、慌てずに、以下のことを確認しましょう。
- 症状を記録する(熱の高さ、発疹の様子など)
- 水分補給をしっかり行う
- 安静に過ごさせる
- 症状が悪化したら、すぐに医療機関を受診する
よくある質問(Q&A)
Q1. 突発性発疹は、何回もかかることがありますか?
A. いいえ、基本的には一度かかると免疫ができるため、何度もかかることは稀です。
Q2. 突発性発疹は、他の人にうつりますか?
A. はい、感染力は弱いですが、唾液を介してうつることがあります。
Q3. 発疹が出たら、お風呂に入れない方がいいですか?
A. 体を清潔に保つことは大切なので、短時間であれば入浴しても構いません。
Q4. 突発性発疹にかかると、後遺症が残ることはありますか?
A. ほとんどの場合、後遺症が残ることはありません。
Q5. 突発性発疹は、大人がかかることもありますか?
A. まれに、免疫のない大人がかかることもあります。
まとめ
今回の記事では、突発性発疹について、その原因、症状、そしてご自宅でのケアについて詳しく解説しました。
- 突発性発疹は、高熱と発疹が特徴のウイルス性の病気
- ほとんどの場合、自然に治る
- 症状に合わせて、適切なケアを行う
- 異常を感じたら、すぐに医療機関を受診する
- 落ち着いて、お子さんの様子を観察する
もし、お子さんのことで少しでも気になることがあれば、当クリニックまでお気軽にご相談ください。
執筆者プロフィール
〇〇診療所 院長 〇〇
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